Wicle(ウィクル)
株式会社プレイド(PLAID, Inc.)Wicleは、Webサイトやアプリにおけるユーザー行動を可視化し、コンバージョン改善を支援するAIアナリティクスサービスです。ヒートマップ、セッションリプレイ、ファネル分析、AIによる課題抽出や改善提案などを提供します。企業のデジタル接点に蓄積された行動データを活用し、プロダクト改善と顧客体験向上を支援することを目的としています。株式会社プレイドが2024年9月に提供を開始しました。
B2B
成長期
プロダクト分析・Web行動分析SaaS/CX・デジタルマーケティング
ペルソナ
Wicleの主な対象は、Webサイトやアプリのユーザー行動を分析し、コンバージョン改善やプロダクト改善を推進する担当者です。特に、データをもとに施策の優先順位を決めたいマーケティング、プロダクト、カスタマーサクセス部門に適合します。

マーケター
(デジタルマーケティング・広告運用担当)
ニーズ
施策成果を正確に把握したい
流入経路やキャンペーンごとのユーザー行動を把握し、どの施策が成果に結びついたのかを明確にしたい。改善すべきページや導線を特定し、コンバージョン率向上につながる施策を効率的に実行したい。
悩み
成果の要因を説明しにくい
広告やキャンペーンの数値は確認できても、ユーザーがどこで迷い、なぜ離脱したのかまで把握できず、施策成果の説明が表面的になりやすい。
改善施策の優先順位を決めにくい
確認できる課題が多い一方で、売上やコンバージョンへの影響が大きい箇所を見極めにくく、限られた人員での施策選定に悩んでいる。

プロダクトマネージャー
(Web・アプリの企画・改善責任者)
ニーズ
ユーザーのつまずきを開発に反映したい
ユーザーが実際にどの画面や機能で困っているのかを把握し、仮説だけに頼らず改善テーマを決めたい。改善前後の変化を検証し、開発投資の成果を継続的に高めたい。
悩み
ユーザーの実態と社内仮説がずれる
アンケートや定量指標だけでは具体的な利用状況が分からず、開発チームや経営層の経験則に基づいて優先順位が決まることがある。
改善効果の検証が長期化する
リリース後にどのユーザーの行動がどう変わったのか追跡しづらく、施策が成功したか判断するまでに時間がかかる。

グロース担当
(事業成長・コンバージョン改善担当)
ニーズ
成長ボトルネックを発見したい
認知から登録、購入、継続までの各段階でユーザーが離脱する箇所を特定し、事業インパクトの大きい改善ポイントを見つけたい。複数部門を巻き込みながら改善サイクルを高速化したい。
悩み
ファネル全体を一貫して見られない
チャネルや部署ごとにデータが分散し、ユーザーがどの段階で離脱しているのかを一つの流れとして捉えにくい。
施策が属人的になりやすい
分析できる人材が限られ、担当者の経験や勘に依存して改善案が作られるため、施策の再現性や組織内への展開に課題がある。

カスタマーサクセス担当
(導入支援・利用促進担当)
ニーズ
顧客の利用状況に応じて支援したい
顧客やユーザーがどの機能を使い、どこで利用を止めているのかを把握し、状況に応じた案内やオンボーディングを行いたい。利用定着や契約継続につながる支援の質を高めたい。
悩み
顧客のつまずきを早期に発見できない
問い合わせが来るまで利用上の問題に気づけず、解約や利用低下の兆候を後から把握することになりやすい。
支援内容の効果を測りにくい
メール、面談、チュートリアルなどの支援を実施しても、その後にユーザー行動が改善したかを定量的に確認しづらい。

Web責任者
(企業サイト・ECサイト運営責任者)
ニーズ
サイト全体の改善を継続したい
サイト上のユーザー行動を部門横断で共有し、課題発見から施策実行、効果検証までの流れを整えたい。経営や事業部門にも改善効果を分かりやすく報告したい。
悩み
関係者間で課題認識がそろわない
アクセス解析、営業現場、問い合わせ内容などの情報が分散し、部署ごとに異なる見方で議論が進むため、改善活動が停滞しやすい。
専門人材や分析時間が不足している
日々の運用業務に追われ、詳細な行動分析や検証に十分な時間を割けない。外部に依頼すると、課題発見から実行までのスピードが落ちやすい。
価値
Wicleの主要機能は、ユーザー行動の可視化から課題発見、改善施策の立案・検証までを一貫して支援し、コンバージョン改善のPDCAを効率化します。
主要機能
課題
Wicleの導入・活用では、分析環境の初期設定、社内での活用定着、施策効果の説明が主な障壁になります。特に、単なるデータ閲覧で終わらせず、部門横断の改善アクションに結びつける運用設計が重要です。
初期設定と分析設計の負荷が高い
タグ設置や計測対象、ファネルの定義、見るべき指標の整理が必要です。導入初期に自社の目的に合わせた設計ができないと、データは蓄積されても分析に使いにくくなります。
分析結果を施策実行につなげにくい
分析画面で課題を発見しても、誰がいつ何を改善するのかが決まらなければ、閲覧だけで終わります。部門ごとの役割分担や、改善施策の管理方法まで設計する必要があります。
改善効果を経営に説明しづらい
行動データの変化を売上や継続率などの事業成果に結びつけて説明するには、KPI設計と検証方法が必要です。単発の数値改善だけでは、継続的な予算確保や社内展開につながりにくくなります。
アクション
WicleのAARRRでは、検索・事例による獲得、初回分析までの短縮、改善サイクルの定着が重要です。継続利用で蓄積される行動データを顧客成果や社内展開につなげ、契約拡張と紹介を生み出す成長設計が有効です。
獲得
Webサイトやプロダクト改善に課題を持つ企業が主な対象で、AI分析、ヒートマップ、セッションリプレイなどの検索需要と導入事例が獲得接点になります。BtoB SaaSやECなど、デジタル接点が多く改善効果を説明しやすい業種に訴求しやすい状態です。
推奨アクション
課題別の検索コンテンツを拡充する
サイト改善やコンバージョン低下に悩む担当者を獲得するため、離脱分析、フォーム改善、ファネル分析など課題別の実践コンテンツを制作する。
改善成果を業種別に発信する
導入後の成果を具体的にイメージしてもらうため、SaaS、EC、メディアなど業種別に課題・施策・結果を整理した事例を公開する。
サイト改善の簡易診断を提供する
分析の必要性を感じているが導入判断に至っていない企業を獲得するため、URLや主要指標を使った簡易診断を提供し、商談につなげる。
活性化
導入後にタグ設置、対象ページやイベントの設定、KPI定義などを行い、初回の課題発見まで到達することが重要です。初期設定の負荷を抑え、具体的な改善ポイントを早期に発見できる体験設計が活性化の鍵になります。
推奨アクション
初回分析までの導入手順を短縮する
導入直後に価値を実感してもらうため、業種別テンプレートやチェックリストを用意し、計測開始から最初の課題発見までを段階的に案内する。
最初に見る指標と画面を絞り込む
分析項目の多さによる混乱を防ぐため、コンバージョンや離脱など顧客目的に直結する指標を初期画面に集約する。
実データに近い分析体験を提供する
導入後の利用イメージを具体化するため、デモ環境やサンプルデータを使って課題発見から改善案作成までの流れを体験できるようにする。
定着
継続利用には、分析結果を一度見るだけで終わらせず、改善施策の実行と効果検証を定例化することが必要です。複数部門や複数サイトへの展開、データに基づく改善ノウハウの蓄積が利用継続とLTV向上につながります。
推奨アクション
定例の改善レビューを運用する
継続的な利用習慣をつくるため、課題、施策、効果、次のアクションを確認する月次または隔週の改善レビューを設ける。
重要指標の変化を通知する
異常値やコンバージョン低下を早期に発見するため、主要指標の変化を担当者へ通知し、分析の再訪問を促す。
部門別の活用テンプレートを整備する
担当者個人への依存を減らすため、マーケティング、プロダクト、カスタマーサクセス向けに見る指標と活用方法を整理する。
収益
顧客成果が明確になるほど、対象サイトや利用部門の拡大、上位プラン、追加分析テーマへの展開が見込めます。売上拡大には、分析工数削減やコンバージョン改善などの価値を定量化して提示することが重要です。
推奨アクション
利用規模と成果に応じた料金体系を設ける
小規模導入から大規模活用まで取り込むため、計測規模、利用機能、サポート範囲に応じた段階的な料金プランを設計する。
複数サイト・部門への展開を提案する
導入効果を全社的な成果に広げるため、成果が確認できた顧客に対象サイト、利用部門、分析テーマの拡張を提案する。
投資対効果を定期的に可視化する
契約更新や予算拡大を促すため、コンバージョン改善、離脱削減、分析工数削減などを事業成果として定期的に報告する。
紹介
改善成果や社内での活用定着が、導入事例、口コミ、紹介、パートナー経由の新規獲得につながります。紹介を増やすには、顧客が成果を説明しやすい材料と、紹介後の検討体験を整えることが必要です。
推奨アクション
顧客紹介のインセンティブを設計する
満足度の高い顧客から新規紹介を獲得するため、紹介先と紹介元の双方に価値がある特典や支援を設ける。
改善ノウハウを共有する場をつくる
顧客同士の学習と関係性を深めるため、活用事例や改善成果を共有するユーザー会・勉強会を定期開催する。
成果を紹介しやすい資料にまとめる
顧客が社内外に導入効果を説明しやすくするため、課題、施策、成果、再現条件を整理した事例資料を作成する。
KARTEは、WicleのAARRR全体における顧客体験改善と施策実行を補完するブランドです。行動データの活用、パーソナライズ、オンボーディング、継続利用促進、顧客コミュニケーションまでを広げ、分析結果を具体的な体験改善に変換する役割を担います。
グロースモデル
Wicleは、顧客サイトから蓄積される行動データと分析結果をもとに、AI分析の精度・改善成果・導入価値を高め、利用継続と顧客拡大につなげるデータネットワーク型の成長モデルです。成長の中心は、データ蓄積によるプロダクト価値向上と、改善事例による新規獲得の強化です。
顧客サイトの行動データと改善結果が蓄積されるほど、AIによる課題発見・施策提案の精度と導入効果が高まる。その成果が利用継続、社内展開、導入事例、紹介を促し、さらに多様なデータと顧客が集まる。
導入企業のデータ蓄積が増加
導入企業からユーザー行動、コンバージョン、ページパフォーマンスなどのデータが継続的に蓄積される。
分析精度と課題発見力が向上
蓄積されたデータとビジネスコンテキストにより、AI分析の精度や課題の発見力が高まる。
改善成果と利用価値が向上
顧客がコンバージョン改善やユーザー体験向上の成果を得て、サービスの業務上の価値が高まる。
継続利用と社内展開が拡大
成果を得た顧客で利用部門、対象サイト、分析テーマが広がり、継続利用と契約拡張が進む。
事例と市場認知が増加
改善成果が導入事例、口コミ、営業資料、検索コンテンツとして蓄積され、新たな導入企業の獲得につながる。
継続利用と社内展開が拡大→分析精度と課題発見力が向上
利用範囲の拡大によって多様な業態・導線のデータが増え、分析テンプレートとAI提案の適用範囲が広がる。
改善成果と利用価値が向上→事例と市場認知が増加
改善成果が導入事例や紹介に変換され、類似課題を持つ企業の導入判断を後押しする。
導入企業のデータ蓄積が増加
導入企業からユーザー行動、コンバージョン、ページパフォーマンスなどのデータが継続的に蓄積される。
分析精度と課題発見力が向上
蓄積されたデータとビジネスコンテキストにより、AI分析の精度や課題の発見力が高まる。
改善成果と利用価値が向上
顧客がコンバージョン改善やユーザー体験向上の成果を得て、サービスの業務上の価値が高まる。
継続利用と社内展開が拡大
成果を得た顧客で利用部門、対象サイト、分析テーマが広がり、継続利用と契約拡張が進む。
事例と市場認知が増加
改善成果が導入事例、口コミ、営業資料、検索コンテンツとして蓄積され、新たな導入企業の獲得につながる。
継続利用と社内展開が拡大→分析精度と課題発見力が向上
利用範囲の拡大によって多様な業態・導線のデータが増え、分析テンプレートとAI提案の適用範囲が広がる。
改善成果と利用価値が向上→事例と市場認知が増加
改善成果が導入事例や紹介に変換され、類似課題を持つ企業の導入判断を後押しする。
競合
Wicleは、AIによる課題発見・改善提案と、ヒートマップやセッションリプレイを組み合わせたWebコンバージョン改善向けアナリティクスです。主な競合は、プロダクト分析に強いAmplitude・Mixpanel、Webサイト改善に強いPtengineです。Wicleは、専門的な分析設計を抑え、AIで「何が課題で、次に何を改善すべきか」まで導く点で差別化できます。
市場ポジショニング
自社の立ち位置
- Webサイトやアプリのユーザー行動を分析し、コンバージョン改善につなげるAIアナリティクスサービス。
- Google Analyticsのような定量分析だけでなく、ヒートマップ・セッションリプレイ・ファネル分析を統合し、課題発見から改善アクションまでを支援する。
- AmplitudeやMixpanelよりもWebサイト改善・マーケティング用途に寄り、PtengineなどのWeb解析ツールよりもAIによる分析・提案を前面に出している。
他社との差別化ポイント
- AIが行動データとビジネスコンテキストをもとに、課題抽出・改善案・効果評価まで支援する。
- ヒートマップ、セッションリプレイ、ファネル、パフォーマンス分析、BigQuery連携などを一つのサービス内で提供する。
- 月間30万PV相当まで無料で利用でき、初期導入や分析開始のハードルを下げている。
- 分析の専門知識が少ないマーケターや事業担当者でも、改善ポイントを理解しやすい設計を志向している。
Amplitude
https://amplitude.com/プロダクト分析、セッションリプレイ、実験などを統合したデジタル分析プラットフォーム。
Amplitudeはプロダクト分析とイベントデータの深掘りに強く、プロダクトマネージャーやデータ分析組織を主な対象とします。Wicleは、よりWebコンバージョン改善とAIによる施策提案に寄せたポジショニングです。
強み
イベントベースのプロダクト分析に強く、ユーザーセグメント、ファネル、リテンションなどを詳細に分析できます。セッションリプレイもイベントストリームと連携し、定量データとユーザー操作を横断して確認できます。
弱み
高度な分析を行うにはイベント設計や計測基盤の整備が必要で、導入・運用に一定の専門知識を要します。Webサイトの改善施策を非分析職向けに直感的に提示する点では、Wicleの方が導入目的を絞りやすい可能性があります。
自社の優位性
Wicleは、分析設計やデータ解釈に不慣れな担当者でも、AIから改善課題と次のアクションを得やすい点で優位性を持ちます。Webサイトのコンバージョン改善を短期間で始めたい企業には、Amplitudeよりもシンプルな選択肢になり得ます。
Mixpanel
https://mixpanel.com/プロダクト分析、セッションリプレイ、実験、AIインサイトを統合したプロダクトインテリジェンス基盤。
Mixpanelはプロダクト利用状況や顧客行動の定量分析に強く、SaaS・アプリ・デジタルプロダクト企業との親和性が高いサービスです。Wicleは、WebサイトのCV改善とAIによる原因推定・施策提案をより重視しています。
強み
イベント分析、ユーザージャーニー、セッションリプレイ、実験などを一体化しており、プロダクト改善の分析サイクルを構築しやすい点が強みです。定量データから個別セッションの確認までを一つのワークフローで行えます。
弱み
本格的な活用にはイベント設計、データ整備、分析運用のスキルが求められます。マーケターがWebページの離脱原因をすぐ確認し、改善案まで得る用途では、機能の豊富さがかえって複雑さにつながる可能性があります。
自社の優位性
Wicleは、プロダクト分析基盤の構築よりも、Webサイトの改善課題を早く見つけて施策につなげる体験に集中しています。AIによる要約・原因仮説・改善提案を前面に出すことで、専任アナリストが少ない企業にも訴求できます。
Ptengine
https://www.ptengine.com/ヒートマップ、Webアクセス解析、A/Bテスト、ランディングページ最適化を提供するWeb改善プラットフォーム。
PtengineはヒートマップやWebサイト改善、A/Bテストに強い直接競合です。WicleはPtengineと同じWeb改善領域に位置しますが、AIによる課題発見や改善提案、セッションリプレイとの統合を差別化軸にできます。
強み
ヒートマップ、Web解析、A/Bテスト、ポップアップ、パーソナライズなど、コンバージョン改善に直結する機能を幅広く提供しています。1つのタグで導入でき、マーケティング担当者がWeb改善を進めやすい点も強みです。
弱み
機能領域が広い一方で、利用者が自社の課題を特定し、どの施策を優先するかは一定程度ユーザー側で判断する必要があります。AIが分析結果をもとに改善優先順位まで示す体験では、Wicleが差別化できる余地があります。
自社の優位性
Wicleは、ヒートマップを単なる可視化機能として提供するのではなく、数値変化やユーザー操作をもとに改善課題をAIで解釈する点に優位性があります。分析結果を読むだけでなく、次に取るべき施策まで知りたい企業に適しています。
その他の競合(2社)
| 企業名 | 特徴と違い |
|---|---|
| 無料でヒートマップやセッションレコーディングを利用できるため、導入しやすいWeb行動分析ツール。WicleはAIによる課題解釈、ファネル分析、改善提案、業務向けの分析体験で差別化できます。 | |
| ヒートマップ、セッション録画、アンケート、フィードバックなど、定性的なユーザー体験分析に強みを持つサービス。Wicleは日本企業向けのAI分析やコンバージョン課題の特定に重点を置いています。 |
プロダクト分析・Web行動分析SaaSにおいて、ユーザーの利用状況や検討段階に応じた体験を提供し、継続利用とコンバージョンを高めるCX施策を検討しませんか?
例えば、
無料のWicleから始めることもできます
KARTEと共通の計測基盤を採用
無料で始められ、事業の成長に合わせてKARTEへの段階的な移行も可能です





