株式会社東邦技研
株式会社東邦技研監視カメラやサーマルカメラなどの映像機器を活用し、防犯・安全分野を中心とした顧客課題の解決を支援する。商品開発・製造・販売からシステム設計、現地調査、実機テストまで一貫して提供する。IoTやAIテクノロジーも組み合わせ、顧客の現場に適した映像監視ソリューションを提案する。
B2B
成熟期〜成長拡大期
映像監視・防犯設備機器、IoT・AIシステム
ペルソナ
東邦技研の主な対象は、防犯・監視設備の導入判断者、施設運用担当者、映像システムの設計・施工担当者、現場の安全管理者です。高い信頼性、現場適合性、遠隔監視、導入後の運用負荷軽減を重視します。

防犯設備の導入責任者
(企業・施設の総務/リスク管理担当)
ニーズ
施設全体の安全性を高めたい
自社施設や拠点の防犯リスクを把握し、監視カメラや周辺機器を適切に組み合わせて、事故・侵入・不正行為を抑止したい。複数拠点を含めた導入計画を立て、経営層にも費用対効果を説明したい。
悩み
導入効果を説明しにくい
防犯対策は問題が起きなければ成果が見えにくく、投資対効果や必要な機器構成を社内で合意形成しづらい。
拠点ごとに要件が異なる
建物の構造、照明、設置環境、営業時間などが拠点ごとに異なり、画一的な対策では十分な監視品質を確保できない。
導入後の責任が重い
映像の保存、閲覧権限、故障対応、個人情報管理など、導入後の運用まで担当範囲が広がりやすい。

施設運用管理者
(工場・倉庫・商業施設の設備担当)
ニーズ
日常の監視業務を効率化したい
広い施設や複数エリアを少人数で管理し、異常や侵入の兆候を早期に発見したい。遠隔から状況を確認し、現場に行かずに初動判断できる運用を実現したい。
悩み
監視対象が広く見落としが起きる
死角や暗所、屋外など監視条件が厳しい場所が多く、目視確認だけでは異常の発見が遅れる。
人手不足で継続監視が難しい
警備員や設備担当者が限られており、監視映像の確認や異常発生時の対応を常時行うことが難しい。
機器トラブルが業務を止める
カメラや録画機器の故障、通信障害、保存容量不足が発生すると、原因特定や復旧に時間と専門知識が必要になる。

映像システム設計・施工担当者
(防犯設備会社・電気工事会社の技術担当)
ニーズ
現場条件に合うシステムを設計したい
顧客の要件や設置環境に応じて、カメラ、録画、通信、遠隔監視などを組み合わせ、安定して稼働する監視システムを設計・施工したい。提案から設置後の保守まで効率化したい。
悩み
製品の組み合わせが複雑
メーカーや機器ごとの仕様、接続方式、互換性を確認する必要があり、設計や検証に多くの工数がかかる。
現地調査の不足が手戻りを生む
照明、電源、ネットワーク、設置場所などの確認が不十分だと、施工後に映像品質や通信の問題が発生する。
保守対応の負荷が高い
納入後の問い合わせや故障対応まで担うケースが多く、原因切り分けや交換部品の手配に時間を取られる。

現場の安全管理責任者
(工場・物流拠点・公共施設の現場責任者)
ニーズ
異常を早期に把握し被害を抑えたい
立入禁止区域への侵入、設備周辺の異常、作業上の危険などを迅速に把握し、事故や損害が発生する前に対応したい。必要な映像を後から確認できる状態も確保したい。
悩み
異常発生時の初動が遅れる
現場が広く、担当者が常に巡回できないため、問題の発生から把握・通報・対応までに時間差が生じる。
映像の見え方が環境に左右される
逆光、夜間、霧、雨、粉じんなどの影響で、人物や車両、設備の状態を正確に確認できないことがある。
証拠映像を必要な時に探せない
大量の録画データから該当場面を探す作業に時間がかかり、事故原因の究明や社内報告が遅れる。
価値
東邦技研の主要機能は、監視映像の取得・可視化、暗所や広域への対応、遠隔監視、録画・証拠管理、導入支援と保守に集約されます。防犯設備の導入責任者、施設運用管理者、映像システム設計・施工担当者、現場の安全管理責任者に対し、監視品質の向上と運用負荷の軽減を提供します。
主要機能
課題
導入・活用を妨げる主な要因は、個別設計に伴う導入負荷、監視データ運用の複雑さ、投資対効果の説明難易度です。特に、機器導入後の運用体制や保守まで含めて設計できない場合、継続利用の価値が伝わりにくくなります。
個別設計と現地調査が導入の壁になる
施設ごとに設置環境、照明、電源、通信、監視目的が異なるため、標準化された短期間導入が難しい。検討初期から専門的な要件整理が必要で、担当者の比較検討コストも高くなりやすい。
録画映像の検索と運用が複雑になりやすい
録画データが増えるほど、必要な場面の検索、保存期間の管理、閲覧権限の設定、映像の共有に手間がかかる。機器を導入しても、日常の監視や事後確認の運用が定着しなければ活用価値が下がる。
投資対効果を社内で示しにくい
防犯設備は事故や侵入を未然に防ぐ性質があり、売上増加のような直接効果を測定しにくい。費用、リスク低減、業務効率化、証拠保全の価値を経営層や財務部門に分かりやすく説明する必要がある。
アクション
東邦技研は、BtoBの監視・防犯設備を扱うため、一般消費者向けの大量集客よりも、業界課題に即した情報発信、導入相談の体験設計、保守・追加導入、既存顧客からの紹介を重視したAARRR施策が適しています。特に事例・技術情報・導入後支援を一貫させることが成長の鍵です。
獲得
監視カメラやサーマルカメラ、IoT・AIを活用した映像ソリューションを提供しているが、見込み顧客は施設課題や用途別に情報を探す傾向が強い。一般的な広告より、業種別の課題解決コンテンツや検索経由の相談獲得が適している。
推奨アクション
業種別の防犯課題コンテンツを整備
検索経由の新規相談を増やすため、工場・倉庫・公共施設などの課題別に、設置例や選定ポイントを解説する。
現場課題別の導入事例を公開
導入前の課題と導入後の変化を具体化するため、監視範囲、暗所対応、遠隔確認などのテーマ別事例を掲載する。
オンライン導入相談を設置
検討初期の見込み顧客を取り込むため、施設用途や監視対象を入力できる相談フォームと資料請求導線を整備する。
活性化
導入には現地調査、用途整理、機器選定、見積もり、社内承認など複数の工程があり、検討者が最初に価値を実感するまで時間がかかりやすい。初回相談から具体的な監視構成と導入効果を理解できる体験設計が重要である。
推奨アクション
相談後の導入検討ステップを可視化
初回相談から現地調査、提案、設置までの不安を減らすため、必要情報、確認事項、標準的な進行を段階的に案内する。
監視環境の簡易診断を提供
自社施設に適した対策を理解してもらうため、監視目的、時間帯、設置環境をもとに推奨構成や確認事項を提示する。
映像品質と遠隔確認のデモを実施
導入後の利用イメージを持ってもらうため、通常映像、暗所映像、遠隔確認、録画検索などを体験できる機会を設ける。
定着
監視設備は導入後も、映像確認、保存容量管理、故障対応、運用ルールの見直しが必要である。定期的な運用支援と改善提案によって、設備の利用定着や更新・追加導入につなげられる。
推奨アクション
導入後の運用レビューを実施
設備の利用定着と追加課題の発見のため、閲覧状況、障害履歴、監視範囲、保存運用を定期的に確認する。
異常時対応と映像検索の手順を提供
担当者による運用差を減らすため、異常発生時の連絡フロー、録画映像の探し方、閲覧権限の管理方法を整備する。
拠点別の監視改善レポートを届ける
継続利用と拠点展開を促すため、利用状況や現場課題をもとに、死角対策や機器更新の提案を定期提供する。
収益
収益は監視機器やシステムの導入案件が中心になりやすく、導入後の保守、更新、追加拠点展開を継続売上へ転換する余地がある。費用対効果や運用改善を示せる提案が、単発受注から長期関係への移行を促す。
推奨アクション
導入後の保守プランを体系化
機器導入後の安定稼働と継続収益化のため、点検、障害対応、運用相談、機器更新を含む保守プランを用途別に設計する。
拠点拡張・機能追加の提案を行う
既存顧客あたりの取引価値を高めるため、導入効果や新たなリスクをもとに、監視エリア拡張や機器追加を提案する。
導入効果レポートを提供
投資継続と追加予算の承認を支援するため、監視範囲、確認時間、障害対応、運用改善などの成果を定期的に報告する。
紹介
監視・防犯設備は業界内の信頼や既存顧客の評価が受注に影響しやすく、導入成果を紹介やパートナー案件につなげやすい。顧客が社内外に説明しやすい成果資料と紹介導線を整えることが有効である。
推奨アクション
既存顧客からの紹介導線を整備
満足顧客から類似施設の相談を獲得するため、紹介専用フォームや紹介後の相談フローを用意し、紹介しやすい情報を提供する。
顧客の成果を業種別に共有
導入効果への信頼を高めるため、顧客の許諾を得たうえで、課題、対策、運用変化を匿名または実名事例として発信する。
施工・設備会社との共同提案を強化
新規案件の接点を広げるため、設備会社や施工会社向けに提案資料、設計支援、共同セミナーを提供する。
顧客接点が限定されるBtoB企業でも、ウェブ上の相談・資料請求・問い合わせ行動を可視化し、検討段階に応じた情報提供や導入後のコミュニケーション改善に活用できる。特にAcquisitionからActivation、Retentionまでの顧客理解と体験改善に価値を発揮する。
グロースモデル
東邦技研の成長は、現場導入の蓄積を起点に、設計ノウハウ・導入事例・顧客信頼を高め、紹介やパートナー経由の案件増加につなげる営業・導入知識の複利型ループです。成長軸は、案件獲得、導入・保守による継続収益、技術・運用品質の向上です。
導入案件と保守対応の蓄積が、現場別の設計知見と成功事例を増やし、提案精度・顧客信頼・紹介発生率を高める。結果として新規案件と導入拠点が増え、さらに運用データと技術知見が蓄積される。
防犯・監視案件の相談が蓄積する
企業や施設から、監視カメラ・サーマルカメラ・遠隔監視に関する相談案件が増える。
現場別の要件・設計知見が蓄積する
現地調査、設置環境、映像品質、通信条件などの案件情報が社内に蓄積される。
提案精度と導入品質が向上する
蓄積した知見をもとに、用途や環境に適した機器構成とシステム設計を提案できるようになる。
顧客の監視成果と信頼が高まる
異常把握、証拠映像の確認、遠隔監視などの導入成果が生まれ、顧客からの信頼が高まる。
紹介・再導入・拠点展開が増加する
既存顧客からの紹介、追加拠点への展開、更新・保守相談が増え、新たな案件が形成される。
顧客の監視成果と信頼が高まる→防犯・監視案件の相談が蓄積する
導入成果と信頼が、既存顧客からの紹介や類似業種への評判形成を通じて新規相談を増やす。
現場別の要件・設計知見が蓄積する→紹介・再導入・拠点展開が増加する
過去案件の設計テンプレートや運用ノウハウが、追加拠点への提案と短納期対応を促進する。
防犯・監視案件の相談が蓄積する
企業や施設から、監視カメラ・サーマルカメラ・遠隔監視に関する相談案件が増える。
現場別の要件・設計知見が蓄積する
現地調査、設置環境、映像品質、通信条件などの案件情報が社内に蓄積される。
提案精度と導入品質が向上する
蓄積した知見をもとに、用途や環境に適した機器構成とシステム設計を提案できるようになる。
顧客の監視成果と信頼が高まる
異常把握、証拠映像の確認、遠隔監視などの導入成果が生まれ、顧客からの信頼が高まる。
紹介・再導入・拠点展開が増加する
既存顧客からの紹介、追加拠点への展開、更新・保守相談が増え、新たな案件が形成される。
顧客の監視成果と信頼が高まる→防犯・監視案件の相談が蓄積する
導入成果と信頼が、既存顧客からの紹介や類似業種への評判形成を通じて新規相談を増やす。
現場別の要件・設計知見が蓄積する→紹介・再導入・拠点展開が増加する
過去案件の設計テンプレートや運用ノウハウが、追加拠点への提案と短納期対応を促進する。
競合
東邦技研は、監視カメラ・サーマルカメラ・映像監視システムを扱う専門メーカーであり、競合は国内大手の総合セキュリティ機器メーカーと、海外系のIPカメラ・AI映像解析プロバイダーに分かれる。東邦技研は、大手に比べて規模や製品ラインアップでは劣る一方、現場課題に合わせた商品開発・設計・導入支援の柔軟性で差別化しやすい。
市場ポジショニング
自社の立ち位置
- 監視カメラやサーマルカメラを中心に、商品開発・製造・販売からシステム設計、現地調査、実機テストまで対応する専門性の高いB2B事業者。
- 大手総合電機メーカーほどの企業規模・ブランド力・製品総合力はないが、特定用途向けの映像監視ソリューションを柔軟に提案するニッチプレイヤーとして位置付けられる。
- 主な顧客領域は、防犯・監視設備を必要とする法人、施設、工場、インフラ関連事業者などと考えられる。
他社との差別化ポイント
- 監視カメラやサーマルカメラに特化した専門性。
- 顧客の現場課題に応じた商品開発・カスタマイズ対応。
- 映像機器、IoT、AIを組み合わせたソリューション提案。
- 現地調査や実機テストを含む、導入前後のきめ細かな対応。
高度なセンシング技術とエッジAIを活用した、監視・防犯カメラおよび映像セキュリティソリューションを提供。
東邦技研と同じく監視カメラ、ネットワークカメラ、映像監視システムを扱う直接競合。i-PROは大規模企業向けの製品ラインアップ、AI機能、国内サポート体制で優位に立つ一方、東邦技研は個別案件への柔軟な対応で差別化しやすい。
強み
カメラ、レコーダー、AIアプリケーション、クラウドサービスまで幅広い製品群を持つ。大規模導入に対応できるブランド力、技術力、販売・サポート体制も強みである。
弱み
製品体系や導入プロセスが大規模案件向けになりやすく、特定顧客の細かな要望への対応では、小回りの利く専門会社に劣る可能性がある。
自社の優位性
東邦技研は、顧客現場に合わせた機器選定、商品開発、実機テスト、個別設計を一体で進めやすく、標準製品では対応しにくいニッチな監視用途で優位性を出せる。
法人向けに監視・防犯システム、画像解析、AIを活用した現場の可視化ソリューションを提供。
パナソニック コネクトは大企業・自治体・大規模施設向けの総合提案で競合する。東邦技研は企業規模や総合力では及ばないが、特定用途向けの製品開発や個別対応を訴求できる。
強み
長年の映像技術、法人営業網、施工・保守体制、他の業務システムとの連携力を持つ。大規模施設や複数拠点への展開、調達時の安心感に強い。
弱み
大手企業の標準化された提案は、案件規模が小さい場合や特殊要件が多い場合に、コスト・意思決定速度・柔軟性で不利になる可能性がある。
自社の優位性
東邦技研は、案件ごとの要件整理や現場検証を迅速に行い、既製品の販売にとどまらない柔軟な映像監視システムを提案できる。
TOA株式会社
https://www.toa.co.jp/業務用音響機器に加え、防犯・監視カメラなどのセキュリティ機器を展開する専門メーカー。
TOAは音響・放送・監視を組み合わせた施設向け提案で競合する。東邦技研は音響を含む総合設備ではなく、カメラ映像やサーマル映像を中心とする専門性で差別化する。
強み
業務用音響・放送設備とセキュリティ機器を組み合わせた施設全体の提案力がある。長い事業歴と国内外の販売実績、業務用機器における信頼性も強みである。
弱み
監視カメラ専業ではないため、サーマルカメラや特定の映像解析用途における専門的な個別対応では、専業に近い東邦技研が優位となる余地がある。
自社の優位性
東邦技研は監視映像に経営資源を集中し、サーマルカメラや特殊環境向け監視など、標準的な施設設備ではカバーしにくい案件に注力できる。
その他の競合(3社)
| 企業名 | 特徴と違い |
|---|---|
| IPカメラ、ネットワークビデオレコーダー、ビデオ管理ソフトウェア、エッジAI映像解析をグローバルに展開する海外系IP監視ソリューション企業。 | |
| ネットワークカメラ、映像管理、音声・アクセスコントロールを含むIPベースのセキュリティ製品に強みを持つグローバル企業。 | |
| 監視カメラ、サーマルカメラ、レコーダー、AI映像解析などを幅広く展開し、価格競争力と製品ラインアップで競合する。 |


監視カメラ・サーマルカメラを活用した防犯ソリューションの商談獲得から導入後の継続利用まで、顧客接点の課題を実データで可視化してみませんか?
例えば、





