KARTE
株式会社プレイド(PLAID, Inc.)KARTEは、カスタマーデータの活用を通じて、企業が顧客一人ひとりを理解し、最適な体験を届けられるようにするCXプラットフォームです。Webサイトやアプリ上の行動データを起点に、マーケティングや接点横断の施策を支援し、顧客中心の事業成長を後押しします。企業側の一方通行な訴求ではなく、ユーザーにとって自然で価値のある体験を実現することを目指しています。
B2B
成熟期
CXプラットフォーム / マーケティングテクノロジー(SaaS)
ペルソナ
KARTEの主なターゲットは、顧客接点の多い事業を運営する企業のマーケティング責任者、プロダクトマネージャー、CRM/データ活用担当です。特に、EC・金融・メディア・サブスクのようにユーザー行動が多く、パーソナライズやCVR改善、解約防止を継続的に回したい組織と相性が強いです。

マーケティング責任者
(CRM・顧客体験推進担当)
ニーズ
顧客ごとに最適化された施策を継続運用したい
会員属性や行動履歴をもとに、画一的ではないコミュニケーションを実現したいと考えています。新規獲得だけでなく、回遊促進、再訪、購入単価向上、休眠復帰までを一連の体験として設計し、売上に効く施策を継続的に回したいニーズがあります。
悩み
施策が当たり外れで終わる
広告やメール、サイト内訴求を打っても、どの施策が本当に効いたのかを正確に把握しにくい状況があります。結果として、改善が属人的になり、再現性のある運用体制を作れないことに不安を感じます。
部門横断の調整が進まない
マーケティングだけでなく、営業、CS、開発とも連携が必要なため、意思決定が遅れやすい立場です。やるべきことは見えていても、優先順位の衝突で前に進まないストレスを抱えやすいです。
成果説明の負担が大きい
投資対効果を定量的に示す責任があり、施策の意図だけでなく、売上やLTVへの寄与まで説明する必要があります。短期成果と中長期のブランド体験の両立を求められるため、常に説明責任の重圧があります。

プロダクトマネージャー
(Webサービス・アプリ改善担当)
ニーズ
ユーザー行動に基づいて体験改善を高速に回したい
どの画面で離脱が起きているか、どの導線が成果につながっているかを把握し、仮説検証を素早く回したいと考えています。開発リソースが限られる中でも、改善の優先度を見極め、ユーザー満足と事業成果の両方を高めたいニーズがあります。
悩み
優先順位がいつも難しい
改善要望は多い一方で、開発工数は限られており、何を先に直すべきか判断が難しい立場です。判断を誤ると機会損失が大きくなるため、常に不確実性と向き合っています。
ユーザーの本音が見えにくい
定量データはあっても、なぜその行動を取ったのかまでは分かりにくいことがあります。表面的な数字だけで意思決定すると、本当に改善すべき課題を取り逃がす不安があります。
改善が成果に結びつくまで時間がかかる
UI変更や機能追加をしても、売上や継続率への影響がすぐに見えないことが多いです。成果が遅れて出るほど、周囲への説明や合意形成が難しくなります。

CRM/データアナリスト
(顧客データ・分析基盤担当)
ニーズ
分断されたデータを施策に使える形にしたい
会員情報、閲覧履歴、購買履歴、アプリ行動などをつなぎ、現場がすぐ使える状態に整えたいと考えています。分析だけで終わらず、現場の施策に落とし込める形でデータを活用し、組織全体の意思決定を支えたいニーズがあります。
悩み
データはあるのに使われない
基盤整備に時間をかけても、現場が運用できる形にならず、結局レポート止まりになることがあります。分析と実行の間に溝があることで、自分の仕事の価値が伝わりにくい悩みを抱えます。
数字の解釈が人によってぶれる
同じ指標でも部門ごとに見方が違い、会議で結論がまとまらないことがよくあります。客観性を担保したいのに、前提の違いで議論が迷走し、疲弊しやすいです。
短期成果と基盤整備の板挟み
目先の施策支援を求められる一方で、将来のためのデータ整備やガバナンスも必要です。どちらも重要だからこそ、日々の業務が短期対応に偏り、長期的な改善が進まない葛藤があります。
価値
KARTEは、顧客行動データを起点にパーソナライズや顧客体験改善を実行するためのCXプラットフォームです。特に、EC・金融・メディアなどの大規模なデジタル接点を持つ事業で、施策実行と効果検証を素早く回したい組織に価値があります。
主要機能
課題
KARTEの導入・活用を妨げる主な課題は、初期設計の複雑さ、運用定着の難しさ、そして組織横断での成果証明です。高度なCX施策を実現できる一方で、データ整備や意思決定の仕組みが伴わないと、価値を十分に引き出しにくい構造があります。
初期データ設計と連携が重い
KARTEは顧客行動データを活用して価値を出すため、導入初期にイベント設計やデータ連携の整備が必要になります。基盤が未整備な企業では、ここで時間がかかり、導入検討が前に進みにくくなります。
施策運用が属人化しやすい
KARTEは自由度が高いため、使いこなすほど運用設計やルール作りが重要になります。担当者の経験に依存すると、異動や退職でノウハウが失われ、継続的な改善が難しくなります。
成果証明と部門横断連携が難しい
KARTEの価値は売上や継続率への貢献で現れますが、複数部門にまたがるため因果関係の説明が難しくなりがちです。経営層への説明や予算拡大の合意形成が弱いと、導入が部分最適で止まってしまいます。
アクション
KARTEのAARRR施策は、データ活用の導入障壁を下げる獲得施策、初期価値を早く体感させる活性化設計、部門横断での定着と拡張を軸に組むのが有効です。あわせて、KARTE / Wicle / Codatum を役割分担させることで、獲得から継続、売上拡張、紹介までを一連の成長ループとして捉えやすくなります。
獲得
導入検討層は、顧客体験改善やパーソナライズの必要性を感じている一方で、初期設計や連携負荷への不安が強い状態です。特に中堅〜大企業では、既存のマーケ基盤や業務フローとの整合が取れないと、比較検討で止まりやすい傾向があります。
推奨アクション
課題起点の検索流入強化
顧客体験改善やCVR改善の課題が顕在化しているため、業界別の解決策記事や比較記事を整備して検索流入を獲得する。意思決定前の情報収集層に対して、導入前の不安を下げるコンテンツを継続的に発信する。
業界別成功事例の訴求
導入後の成果イメージを持てないことが商談化の阻害要因になりやすいため、業界別の事例や成果指標を前面に出す。自社に近い成功パターンを見せることで、比較検討段階の離脱を抑える。
短時間デモの即時予約
初期導入の難しさを懸念する層が多いため、実装前提ではなく体験価値を確認できる短時間デモを用意する。問い合わせから体験までの距離を縮めることで、検討初期の商談化率を高める。
活性化
初期導入後は、データ連携や計測設計が整っていないと、最初の価値実感まで時間がかかりやすい状態です。ユーザーが初回で成功体験を得られないと、現場の継続利用が進まず、活用が一部担当者に偏ります。
推奨アクション
初回成功体験の設計
初回利用で成果が見えにくいと定着しないため、最初の90日で達成すべき体験目標を明確に定義する。導入直後に小さな成功を作ることで、現場の継続利用を促進する。
業務フローへの埋め込み
単独ツールとして扱われると利用が途切れやすいため、既存の会議体や運用フローに組み込む。日常業務の中で触れる回数を増やすことで、活性化率を高める。
役割別トレーニング整備
担当者ごとに求める知識が異なるため、マーケ・分析・開発の役割別に使い方を分けて教育する。操作説明だけでなく、どの判断に使うかまで示すことで活用初速を上げる。
定着
継続利用では、成果が出ていても運用が属人化すると、担当変更や優先度の変化で利用が細るリスクがあります。複数部門で使われるほど、指標定義や運用ルールが曖昧だと、継続の理由が弱くなります。
推奨アクション
施策運用の標準化
属人化が進むと継続率が落ちるため、設定ルール、命名規則、レビュー手順を標準化する。誰が見ても再現できる運用にすることで、長期利用を安定させる。
部門横断の定例運用
部門ごとに成果の見え方が違うと継続判断がぶれるため、定例で指標と施策を確認する体制を作る。関係者の認識を揃えることで、活用の温度差を減らす。
利用深度の可視化
導入しただけでは継続しないため、機能利用率や対象部門数などの活用深度を定点観測する。活用の弱い領域を早期に見つけることで、離脱前に手を打てる。
収益
収益化局面では、CVR改善やアップセルの余地がある一方で、成果の因果が部門をまたいで見えにくく、予算拡大の説得が難しい状態です。大企業ほど導入部門は成果を感じても、全社の売上貢献として説明できないと拡張が止まりやすいです。
推奨アクション
成果連動の価値訴求
価格妥当性が伝わりにくいと稟議が通りづらいため、売上貢献やCVR改善のストーリーを定量化して示す。投資対効果を明確にすることで、拡張予算を取りやすくする。
既存顧客の単価向上
新規獲得だけでは成長が鈍化しやすいため、継続率や利用頻度を高めて顧客単価を押し上げる。既存顧客の深耕で収益を積み上げることが、安定成長につながる。
アップセル導線の整備
部門導入に留まると売上が頭打ちになるため、利用成果を次の機能追加や他部門展開につなげる導線を用意する。成果事例を営業資料へ反映し、拡張提案の通過率を上げる。
紹介
紹介獲得では、導入企業の成果が社内外で語られるほど、他部門や同業他社への波及が起こりやすい状態です。ただし、紹介が自然発生するには、顧客が他者に勧めたくなる成功体験と、共有しやすい実績の両方が必要です。
推奨アクション
顧客事例の横展開
紹介が生まれにくい状態を避けるため、成功事例を業界コミュニティやイベントで共有しやすい形に整える。顧客が語りやすい実績を増やすことで、自然紹介を促進する。
社内紹介の仕組み化
部門内の成功が他部門に伝わらないと拡張が止まるため、紹介しやすい資料やテンプレートを用意する。社内展開の障壁を下げることで、利用面積を広げる。
第三者評価の活用
外部からの信頼が紹介の後押しになるため、受賞実績や導入企業のコメントを活用する。客観的な評価を加えることで、紹介の説得力を高める。
顧客理解と CX 向上のプラットフォーム
**KARTE** は、AARRR全体の中核となる**顧客体験の実行基盤**として機能します。獲得後の活性化・継続・収益化をつなぐ主役であり、特に大規模な顧客接点を持つ事業で強みを発揮します。
プロダクト分析と意思決定のための SaaS
**Wicle** は、導入初期の**利用定着**や**現場浸透**を支える補完役として活きます。複雑な運用をシンプルにし、改善活動を日常業務に根付かせることで、AARRRのActivationとRetentionを底上げします。
グロースモデル
KARTEの成長は、利用データの蓄積がプロダクト価値の向上を生み、さらに導入拡大を促すデータネットワーク型のループで説明できます。あわせて、導入社内での活用が深まるほど事例やノウハウが増え、営業・提案の説得力が高まる自己強化も起こります。
KARTEは顧客行動データが増えるほど、セグメント精度や体験最適化の精度が上がり、導入企業の成果が改善しやすくなります。その成果が更新・拡張・新規導入の理由になり、さらにデータと事例が蓄積されてプロダクトの価値が高まるため、成長ループが回ります。
顧客行動データの蓄積
導入企業のサイト・アプリ上で取得される行動データとコンテキストが継続的に増えていきます。
体験最適化精度の向上
蓄積データをもとに、セグメントや配信条件、出し分けの精度が高まります。
施策成果の改善
CVR、回遊率、継続率などのKPIが改善し、導入企業の事業成果が見えやすくなります。
社内導入範囲の拡大
成果が確認されることで、特定部門から他部門や他サービスへ利用が広がります。
活用事例と学習資産の増加
業界別・用途別の成功パターンや運用知見が蓄積され、提案や導入支援に再利用されます。
営業提案の説得力向上
事例と実績が増えることで、新規顧客への提案が通りやすくなり、導入数が増えます。
体験最適化精度の向上→社内導入範囲の拡大
精度の高い施策は短期間で成果を出しやすく、社内の横展開を後押しします。
施策成果の改善→活用事例と学習資産の増加
成果が出るほど成功事例として再利用できる知見が増え、提案や運用改善の材料が蓄積されます。
顧客行動データの蓄積
導入企業のサイト・アプリ上で取得される行動データとコンテキストが継続的に増えていきます。
体験最適化精度の向上
蓄積データをもとに、セグメントや配信条件、出し分けの精度が高まります。
施策成果の改善
CVR、回遊率、継続率などのKPIが改善し、導入企業の事業成果が見えやすくなります。
社内導入範囲の拡大
成果が確認されることで、特定部門から他部門や他サービスへ利用が広がります。
活用事例と学習資産の増加
業界別・用途別の成功パターンや運用知見が蓄積され、提案や導入支援に再利用されます。
営業提案の説得力向上
事例と実績が増えることで、新規顧客への提案が通りやすくなり、導入数が増えます。
体験最適化精度の向上→社内導入範囲の拡大
精度の高い施策は短期間で成果を出しやすく、社内の横展開を後押しします。
施策成果の改善→活用事例と学習資産の増加
成果が出るほど成功事例として再利用できる知見が増え、提案や運用改善の材料が蓄積されます。
競合
KARTEは、CX(顧客体験)を起点に、1st Party Dataを活用して顧客理解とパーソナライズ施策を実行できる日本発のCXプラットフォームです。競合はグローバルのCDP/MA/CEPやデジタル体験分析製品が中心で、特に大企業向けの統合スイートと比較されやすい立ち位置です。
市場ポジショニング
自社の立ち位置
- 日本市場に強いCXプラットフォームとして、顧客理解から施策実行までをワンストップで提供
- EC・金融・人材・メディアなど、デジタル接点が多い業界に適合
- 単なる分析ツールではなく、リアルタイムの行動データを使った接客・施策実行まで担う
- 大規模サービスのパーソナライズ、解約防止、アップセルに強い
他社との差別化ポイント
- 日本企業の運用実態に合わせたプロダクト設計と導入支援があり、国内の業務フローに乗せやすい点
- 顧客データの分析だけでなく、サイト/アプリ上でのリアルタイムな体験設計・施策実装まで一気通貫で行える点
- マーケティング、カスタマーサポート、アプリ体験などを横断し、顧客接点全体の改善に使える点
- 国内での豊富な導入事例があり、特に大規模B2Cでの活用パターンが具体的に蓄積されている点
Adobe Experience Cloud / Adobe Experience Platform
https://business.adobe.com/企業のデータを統合し、パーソナライズされた顧客体験を大規模に提供する統合CXスイート。
KARTEが日本企業向けに軽快な実装と運用を強みにするのに対し、Adobeはグローバル企業向けの広範な統合スイートです。両者とも顧客データ統合と体験最適化を狙いますが、Adobeはエンタープライズの全社基盤寄りです。
強み
Adobeはブランド力が非常に強く、エンタープライズでの採用実績も豊富です。Experience CloudとExperience Platformを軸に、分析・配信・管理まで広くカバーできるため、大規模組織の複雑な要件に対応しやすいです。
弱み
一方で、導入・運用の複雑さが高く、専門人材や長期の実装プロジェクトが必要になりやすいです。日本市場では、国内業務に合わせた運用のしやすさやスピードでKARTEに分があるケースがあります。
自社の優位性
KARTEは、日本企業の現場で素早く回しやすい運用性と、顧客接点に近い施策実行のしやすさで優位です。
Salesforce Marketing Cloud / Data 360
https://www.salesforce.com/データ統合とマーケティングオートメーションを組み合わせて、顧客関係を育てるCRM起点の統合基盤。
SalesforceはCRM中核で全社データを束ねるのに強く、KARTEはWeb/アプリ上のリアルタイム体験改善に強いです。大企業では併用も多く、Salesforceが基幹、KARTEが接点改善という住み分けになりやすいです。
強み
Salesforceは営業・サービス・コマースを含む広いクラウド群との連携力が強みです。既存CRM資産がある企業では、顧客データの統合と全社的な施策運用を進めやすいです。
弱み
ただし、マーケティングやCDPの機能が広範な分、接点ごとの細かな体験改善は設計負荷が高くなりがちです。現場で即座に施策を回し続ける用途では、KARTEのほうが扱いやすい場面があります。
自社の優位性
KARTEは、顧客の行動に即応するリアルタイム体験設計で優位です。
リアルタイムのクロスチャネル配信で、パーソナライズされた顧客エンゲージメントを実現するプラットフォーム。
Brazeはメッセージングとジャーニー設計に強く、KARTEはサイト/アプリ内の体験改善や接客まで含めた広さが特徴です。どちらもエンゲージメント領域の競合ですが、Brazeは配信中心、KARTEは体験起点の色合いが強いです。
強み
Brazeはモバイルファーストのリアルタイム配信と、クロスチャネル運用に強みがあります。大量配信やセグメント運用の成熟度が高く、海外ブランドでの活用実績も豊富です。
弱み
一方で、サイト内行動を踏まえたきめ細かな体験編集や、日本企業向けの現場実装のしやすさでは差が出ることがあります。配信中心の設計のため、接客やUI体験まで一体で改善したい場合は別製品の補完が必要になりやすいです。
自社の優位性
KARTEは、配信だけでなくWeb/アプリ上のリアルタイム体験まで一気通貫で改善できる点が強みです。
その他の競合(10社)
| 企業名 | 特徴と違い |
|---|---|
| デジタル体験分析に強く、ユーザー行動の可視化と改善示唆の抽出に優れる。 | |
| CDPとしてデータ収集・統合の起点になりやすく、施策実行は他ツールと組み合わせる前提になりやすい。 | |
| 大規模データ統合とCDP基盤に強く、エンタープライズの複雑なデータ要件に向く。 | |
| 中堅〜大規模向けの顧客エンゲージメントに強く、配信とジャーニー運用を重視する。 | |
| マーケティングオートメーションとパーソナライズ配信に強い、成長企業向けのエンゲージメント基盤。 | |
| A/Bテストや実験基盤に強く、コンバージョン最適化に特化しやすい。 | |
| レコメンドとパーソナライゼーションに強く、ECやメディアでの最適化に向く。 | |
| EC向けのメール/SMS自動化に強く、比較的スモールスタートしやすい。 | |
| CRM、MA、CMSを統合し、中小〜中堅企業で導入しやすい。 | |
| パーソナライズ実験と最適化に強く、Adobe基盤と組み合わせた大企業向け運用に適する。 |
KARTEで、顧客体験を高めるリアルタイム接客と導線改善を始めてみませんか?
例えば、
無料のWicleから始めることもできます
KARTEと共通の計測基盤を採用
無料で始められ、事業の成長に合わせてKARTEへの段階的な移行も可能です





