DAIKEN
DAIKEN株式会社DAIKENは、素材・建材・エンジニアリング事業を通じて、住宅や公共・商業施設などの空間に安全・安心・健康・快適な価値を提供する企業です。技術と発想と情熱により、笑顔があふれる未来への貢献を目指しています。持続可能性とウェルビーイングを重視し、建築資材の総合企業として事業を展開しています。(daiken.jp)
B2B2C
成熟期
建築資材・住宅設備・建材製造
ペルソナ
DAIKENの主なターゲットは、建材の採用・提案・購買に関わる住宅会社・設計者・施工会社・流通事業者と、住まいの仕様を選ぶ施主・生活者です。業務用途ごとの製品情報や空間提案、納期・施工性・品質に関する情報を求めています。

住宅会社の商品企画担当
(戸建て・集合住宅の商品仕様策定)
ニーズ
競争力のある標準仕様を効率的に企画したい
市場ニーズや顧客層に合った内装材・収納・建具などを組み合わせ、デザイン性、機能性、コスト、環境配慮を両立した住宅商品を開発したい。採用候補を比較し、社内承認や標準化までスムーズに進めたい。
悩み
仕様決定の判断材料が分散している
多数の製品や選択肢を比較するための情報整理に時間がかかり、企画担当者の経験や属人的な判断に依存しやすい。
コストと付加価値の両立が難しい
資材価格や物流費が変動する中で、販売価格を抑えながら顧客に選ばれる機能・意匠を盛り込む必要がある。

建築設計者
(住宅・公共・商業施設の設計提案)
ニーズ
設計意図に合う建材を確実に選定したい
空間コンセプト、法規・性能要件、納まり、メンテナンス性に合う製品を短時間で探し、図面や仕様書に反映したい。施主に完成イメージと採用理由を分かりやすく説明したい。
悩み
意匠・性能・納まりの調整が複雑
デザイン性を優先すると施工性や耐久性、コストに影響し、複数の条件を同時に満たす製品選定が難しくなる。
設計変更による手戻りが発生する
仕様や納期、施工条件の確認不足によって、図面修正、代替品の検討、関係者との再調整が発生しやすい。

施工会社の現場責任者
(工程・品質・施工管理)
ニーズ
現場で迷わず施工できる状態をつくりたい
製品の施工手順、納まり、必要部材、注意点を事前に確認し、職人や協力会社へ正確に共有したい。工程遅延や品質不良を防ぎ、完成後の問い合わせも減らしたい。
悩み
人手不足と技能継承に不安がある
熟練者が減る一方で、現場ごとに異なる納まりや施工条件への対応が求められ、教育と品質管理の負担が増えている。
資材遅延が工程全体に波及する
納期変更や欠品が発生すると、他職種の作業や引き渡し時期まで影響し、施主への説明や工程再調整が必要になる。

建材流通会社の営業担当
(工務店・設計事務所向け提案営業)
ニーズ
顧客の課題に合う提案を迅速に組み立てたい
製品の特徴、用途、施工上のポイント、関連商品を理解し、工務店や設計事務所の案件に合わせた提案を行いたい。問い合わせへの回答を早め、受注確度と顧客満足度を高めたい。
悩み
商品知識の習得範囲が広い
製品の種類や仕様変更が多く、担当者ごとの知識差が提案品質や問い合わせ対応のスピードに直結する。
案件情報の把握と社内連携に手間がかかる
見積、在庫、納期、技術確認などを複数部署と調整する必要があり、回答が遅れると競合に案件を奪われるリスクがある。

住宅購入者・リフォーム施主
(住まいの内装・設備選び)
ニーズ
自分の暮らしに合う住空間を選びたい
見た目だけでなく、収納性、掃除のしやすさ、防音性、安全性、耐久性などを比較し、家族のライフスタイルや予算に合う仕様を納得して決めたい。
悩み
専門用語が多く比較しにくい
性能や素材、施工条件の違いが分かりづらく、営業担当者や施工会社から提示された選択肢を十分に比較できない。
完成後の使い勝手を想像しにくい
カタログや小さなサンプルだけでは、実際の空間の広さ、色、収納量、手入れのしやすさを判断しにくい。
価値
DAIKENの主要機能は、製品探索から仕様検討・設計支援・施工確認・問い合わせまで、建材選定に関わる業務を支援することです。特に、用途別の商品情報と空間提案は、設計者・住宅会社・施主の比較検討を効率化する価値が高い一方、案件管理や見積・納期確認は個別対応に依存しやすい領域です。
主要機能
課題
DAIKENのデジタル接点拡大に向けた主な課題は、多様な顧客層への情報最適化、問い合わせ・相談行動の可視化、オンライン接点から商談・採用への転換です。建材は検討期間が長く、住宅会社・設計者・施工会社・施主など関係者が多いため、導入・獲得フェーズでは比較検討を促す導線、活用・定着フェーズでは顧客データを部門横断で活用する仕組みが重要になります。
顧客ごとに最適な情報へ誘導しにくい
住宅会社、設計者、施工会社、流通事業者、施主では必要な情報や検討基準が異なります。製品数とコンテンツが豊富な一方、訪問者の目的に応じた導線設計が不十分だと、比較検討の途中で離脱する可能性があります。
問い合わせデータを部門横断で活かしにくい
問い合わせ、資料閲覧、ショールーム予約、営業相談などの顧客行動が複数の窓口や部門に分散しやすい課題があります。行動履歴を統合できなければ、顧客の関心や検討段階に応じたフォローアップが難しくなります。
オンライン検討を採用・売上へ結び付けにくい
製品閲覧や事例閲覧が、サンプル請求、ショールーム来訪、見積、設計採用、受注へ進んだかを把握しにくい可能性があります。成果指標がアクセス数中心になると、継続的な改善や社内投資の判断が難しくなります。
アクション
DAIKENのAARRRでは、建材・空間情報への新規流入を増やし、顧客属性に応じた初回検討体験を整え、相談・資料閲覧・採用検討の継続利用につなげることが重要です。収益化では問い合わせから見積・採用までの転換、紹介では設計者・施工会社・施主間の共有を促す施策が有効です。
獲得
製品情報、施工事例、空間提案など検索流入につながるコンテンツを保有しています。住宅・建築関係者の課題別検索に対して、製品単位だけでなく用途・空間・性能起点の集客を強化できる余地があります。
推奨アクション
用途・課題別コンテンツを拡充する
建材を探す設計者や施主を獲得するため、住宅・非住宅、収納、防音、リフォームなどの用途・課題別ページを整備する。
施工事例を検索流入資産にする
具体的な採用検討者を集客するため、空間写真だけでなく用途、製品構成、性能、施工条件を含む事例コンテンツを蓄積する。
専門家・流通パートナー経由の流入を増やす
指名検討や案件相談を増やすため、設計者、工務店、流通事業者が共有しやすい提案資料や紹介導線を整備する。
活性化
製品検索、仕様確認、事例閲覧、ショールーム・相談窓口への導線が、初回の情報収集を支えています。利用者の業種や検討目的を把握し、候補比較から資料請求・相談までを一貫させると初回価値を感じやすくなります。
推奨アクション
目的別の初回案内を設計する
初めて訪れた利用者が迷わず検討を始めるため、施主、設計者、施工会社、住宅会社などの役割別に最初に見る情報を案内する。
製品・事例の比較導線を整える
候補を絞り込んで相談につなげるため、性能、意匠、施工性、用途などの比較軸で製品や事例を保存・共有できる体験を設計する。
検討段階に応じた相談先を提示する
情報収集で止まらず具体的な案件相談へ進んでもらうため、資料請求、サンプル、ショールーム、技術相談などの次の行動を明確にする。
定着
建材選定は検討期間が長く、複数回の製品閲覧、資料確認、社内共有、問い合わせが発生します。閲覧履歴や関心カテゴリーに応じて再訪問を促し、案件進行や採用後のサポートまで接点を継続することが課題です。
推奨アクション
検討中の情報を継続的に届ける
長期化しやすい建材検討を継続してもらうため、閲覧製品、保存事例、関心カテゴリーに応じて関連資料や新しい事例を案内する。
役割・案件別の情報配信を行う
利用者が必要な情報を継続的に得るため、施主には暮らし・メンテナンス、設計者には仕様・納まりなど役割別に情報を出し分ける。
問い合わせ後のフォローを設計する
相談後の離脱や確認漏れを防ぐため、問い合わせ内容や検討段階に応じて追加資料、FAQ、技術情報、担当窓口を案内する。
収益
建材サイト上の情報収集から、資料請求、サンプル、ショールーム、問い合わせ、見積、設計採用へ至る転換が収益に結び付きます。法人案件では検討期間と関係者が多いため、相談の質と営業・流通との連携を高めることが重要です。
推奨アクション
相談から見積・採用までを可視化する
オンライン接点の収益貢献を高めるため、資料請求や問い合わせから見積、設計採用、受注までの進捗を案件単位で計測する。
関連カテゴリーの採用を提案する
一案件あたりの売上と顧客価値を高めるため、採用製品に関連する床材、壁材、収納、建具などを用途に応じて提案する。
高関心リードを適切に引き継ぐ
営業・流通事業者の商談化率を高めるため、閲覧製品、資料請求、相談内容などを整理し、検討度の高い顧客を適切な窓口へ送客する。
紹介
建材は設計者、住宅会社、施工会社、流通事業者、施主の間で情報が共有されながら採用されます。採用事例や提案資料を共有しやすくし、満足した法人・専門家が次の案件へ推薦できる状態を作ることが紹介拡大につながります。
推奨アクション
比較結果・提案資料を共有しやすくする
関係者間の紹介と合意形成を増やすため、保存した製品や事例をURL・資料・案件単位で共有できるようにする。
採用実績を紹介コンテンツ化する
専門家からの信頼性の高い紹介を増やすため、採用背景、課題、施工後の効果を含む導入事例を公開する。
紹介パートナーとの接点を強化する
設計者、工務店、流通事業者からの案件紹介を増やすため、提案キット、勉強会、紹介後の進捗共有などの協業施策を整備する。
AARRR全体の中核として、閲覧・比較・資料請求・問い合わせなどの顧客行動を可視化し、役割や検討段階に応じた体験改善を支援します。特に、獲得から活用・継続、相談・採用への転換までを横断して改善したいDAIKENに適しています。
グロースモデル
DAIKENの成長は、建材・空間提案のコンテンツ蓄積が検索流入と検討接点を増やし、製品相談・採用事例がさらに情報資産を強化するコンテンツ型ループとして捉えられます。成長軸は、検討接点の拡大、商談・採用への転換、既存顧客との継続関係です。
製品情報、施工事例、設計資料、顧客相談の蓄積を検索・提案に再利用することで、建材を探すユーザーの流入と相談が増えます。相談・採用事例が増えるほどコンテンツの信頼性と網羅性が高まり、次の案件獲得を促進します。
建材情報資産が蓄積する
製品仕様、用途別情報、施工事例、設計資料が整備され、検討に使える情報量が増える。
検索・紹介流入が増加する
豊富で専門性の高い情報が検索結果や紹介経由で発見され、新規の検討接点が増える。
製品検討接点が拡大する
住宅会社、設計者、施工会社、施主が製品比較や空間提案を通じて検討を深める。
相談・サンプル依頼が増える
資料請求、ショールーム訪問、問い合わせ、サンプル依頼などの具体的な商談接点が増える。
採用事例・顧客知見が増える
製品採用や相談対応を通じて、実績、利用シーン、顧客ニーズ、施工知見が蓄積される。
建材情報資産が蓄積する→製品検討接点が拡大する
製品情報と事例の関連性が高まるほど、検討者が複数カテゴリーを横断して閲覧し、比較検討の深度が上がる。
採用事例・顧客知見が増える→検索・紹介流入が増加する
採用実績や具体的な施工事例が増えるほど検索時の信頼性とクリック動機が高まり、自然流入をさらに押し上げる。
建材情報資産が蓄積する
製品仕様、用途別情報、施工事例、設計資料が整備され、検討に使える情報量が増える。
検索・紹介流入が増加する
豊富で専門性の高い情報が検索結果や紹介経由で発見され、新規の検討接点が増える。
製品検討接点が拡大する
住宅会社、設計者、施工会社、施主が製品比較や空間提案を通じて検討を深める。
相談・サンプル依頼が増える
資料請求、ショールーム訪問、問い合わせ、サンプル依頼などの具体的な商談接点が増える。
採用事例・顧客知見が増える
製品採用や相談対応を通じて、実績、利用シーン、顧客ニーズ、施工知見が蓄積される。
建材情報資産が蓄積する→製品検討接点が拡大する
製品情報と事例の関連性が高まるほど、検討者が複数カテゴリーを横断して閲覧し、比較検討の深度が上がる。
採用事例・顧客知見が増える→検索・紹介流入が増加する
採用実績や具体的な施工事例が増えるほど検索時の信頼性とクリック動機が高まり、自然流入をさらに押し上げる。
競合
DAIKENは、床材・内装建材・断熱材・吸音材・下地材などに強みを持つ総合建材メーカーです。競合は、住宅設備・建材を広範囲に扱うLIXIL、内装建材で直接競合する永大産業・ノダ、住宅設備と建材を一体提案するパナソニック ハウジングソリューションズ、窓・ドア・建築外皮に強いYKK APに大別できます。
市場ポジショニング
自社の立ち位置
- 住宅・非住宅の両方を対象とする総合建材メーカー
- 床材・内装ドア・収納・天井材・壁材・吸音・防音など、空間の質や快適性に関わる建材に強い
- 住宅メーカー・工務店・設計事務所・建設会社などの法人市場を中心に、施主向けのショールームや製品情報サイトも展開
- 伊藤忠グループの事業基盤を活用し、国内外で建材・素材・エンジニアリング事業を展開
他社との差別化ポイント
- 防音・音響、耐震、耐火、調湿、環境配慮など、機能性建材の専門性
- 床・壁・天井・収納などを組み合わせた内装空間のトータル提案
- 住宅だけでなく、学校・病院・オフィス・商業施設など非住宅分野にも対応
- 建材単品の販売にとどまらず、設計・施工・空間性能まで含めたソリューションを提供
株式会社LIXIL
https://www.lixil.co.jp/水まわりから窓・ドア・インテリア・エクステリアまで、住まい全体を幅広くカバーする総合住宅設備・建材メーカー。
DAIKENよりも水まわり設備、窓、玄関、エクステリアまで含む商品範囲が広く、住宅全体の一括提案に強みがあります。一方、DAIKENは内装建材や音・快適性などの専門領域で差別化しやすいポジションです。(lixil.co.jp)
強み
キッチン、浴室、トイレ、窓、ドア、インテリア、エクステリアなど、住宅の主要カテゴリーを幅広く取り扱っています。ショールーム、施工店紹介、リフォーム支援など、消費者との接点と販売支援の仕組みも充実しています。(lixil.co.jp)
弱み
商品領域が非常に広いため、DAIKENが得意とする防音・吸音、内装機能材、素材技術などの専門テーマでは、訴求が分散しやすいと考えられます。また、内装建材単体での専門性やブランド想起ではDAIKENに優位性があります。
自社の優位性
DAIKENは、音環境、内装性能、素材・建材の専門性を軸に、空間の快適性を深く提案できます。LIXILが住宅全体の総合力で競合するのに対し、DAIKENは内装・機能性・非住宅分野でより専門的な提案が可能です。
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社
https://panasonic.co.jp/phs/キッチン、バス、照明、内装、エネルギー機器などを組み合わせ、テクノロジーを活用した快適な暮らしを提案。
住宅設備と電気・エネルギー機器を組み合わせたスマートホームや省エネ提案では、パナソニックが強力です。DAIKENは、床・壁・天井・収納・音響など、建物の内装性能と素材の専門性で差別化できます。(panasonic.co.jp)
強み
住宅設備、照明、換気、太陽光・蓄電、HEMS、内装・収納などを幅広く扱い、家電・電気技術との連携を含めた提案ができます。ショールームやオンライン相談、リフォーム会社紹介など、消費者向けの支援チャネルも整備されています。(sumai.panasonic.jp)
弱み
電気設備や住宅設備を含む総合提案が中心であり、DAIKENのような音響・防音・内装下地・建築素材に特化した専門性では相対的に弱くなりやすいです。建材単体の設計・施工ノウハウを前面に出す場合、DAIKENの方が訴求しやすい領域があります。
自社の優位性
DAIKENは、建築空間の音・質感・耐久性・安全性を支える内装・機能性建材に集中できます。スマートホーム以外の建築性能や空間品質を重視する法人案件では、専門メーカーとしての信頼性を打ち出せます。
永大産業株式会社
https://www.eidai.com/フローリング、壁材、室内ドア、収納、階段、キッチンなど、新築・リフォーム向けの住宅内装を総合的に提供。
床材、室内ドア、収納、階段などでDAIKENと直接競合する、最も近い内装建材メーカーの一つです。DAIKENは防音・吸音、非住宅、素材・機能性建材の幅で優位性を持ち、永大産業は住宅内装のデザインと総合コーディネートで競合します。(eidai.com)
強み
フローリング、壁材、室内ドア、造作材、クロゼット、収納、階段、キッチン、洗面・バスまで、住宅内装を一貫して提案できます。リフォーム向け商品や施工性を意識した製品、デザイン性の高い内装ブランドも展開しています。(eidai.com)
弱み
DAIKENと比較すると、吸音・防音や学校・病院・オフィスなど非住宅用途における専門的な空間性能の訴求は限定的です。また、建材・素材・エンジニアリングを横断した大規模案件対応ではDAIKENの方が広い提案余地があります。
自社の優位性
DAIKENは、内装デザインだけでなく、音環境、耐火、耐震、調湿、下地材などの建築性能を組み合わせた提案が可能です。住宅内装の比較検討においても、快適性や性能を重視する顧客に対して優位性を築けます。
その他の競合(3社)
| 企業名 | 特徴と違い |
|---|---|
| 床材、内装ドア、収納、階段、内壁材、外装・内装下地材、木質素材、建築工法まで扱う木質建材メーカー。木材活用、耐震、健康・安全性を軸にDAIKENと競合します。(noda-co.jp) | |
| 窓・サッシ、玄関ドア、インテリア建材、エクステリア、ビル外装に強く、断熱・防音・防犯・省エネを含む建物外皮の提案で競合します。(ykkap.co.jp) | |
| 無垢材を中心とした住宅建材・設備機器を展開し、木の質感や自然素材を重視する住宅内装市場でDAIKENと競合します。(woodone.co.jp) |
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