スペースリー
株式会社スペースリー360°VRコンテンツや空間データを活用し、企業の情報伝達と顧客体験をよりスマートにすることを目指しています。不動産・住宅分野を中心に、VRコンテンツの制作、編集、管理、活用を支援するクラウドソフトウェアを提供しています。新しい技術を通じて、多くの人に驚きと発見を届けることを掲げています。
B2B
成長期
不動産テック・VR/空間データ活用SaaS
ペルソナ
スペースリーの主なターゲットは、物件や施設の魅力をオンラインで伝え、集客・営業効率・顧客体験を高めたい不動産・住宅関連企業です。加えて、観光・製造・店舗など、空間を遠隔で見せる必要がある事業者にも利用余地があります。

不動産会社の営業責任者
(売買・賃貸営業のオンライン接客担当)
ニーズ
内見前に物件の魅力を十分に伝えたい
遠方の顧客や多忙な顧客に対して、現地訪問前でも間取りや空間の印象を具体的に伝え、問い合わせから内見、成約までの確度を高めたい。営業担当者ごとの説明品質のばらつきも抑えたい。
悩み
内見に至るまでの離脱が多い
写真や間取り図だけでは物件の広さや動線が伝わりにくく、問い合わせ後に顧客の期待値と実際の印象がずれてしまう。
営業活動が移動時間に左右される
複数物件の案内や遠方顧客への対応に時間がかかり、限られた人員で対応件数を増やしにくい。

住宅メーカーの販促責任者
(モデルハウス・住宅商品のマーケティング担当)
ニーズ
展示空間への来場前から検討を促進したい
モデルハウスや施工事例をオンラインで体験できるようにし、来場前の関心を高めたい。展示場の営業時間や所在地に関係なく、見込み顧客との接点を増やし、商談化率を向上させたい。
悩み
来場者数が立地や天候に左右される
展示場まで足を運ぶ負担が大きく、広告で認知を獲得しても実際の来場や商談につながらないことがある。
商品の違いを短時間で伝えにくい
住宅の性能や暮らし方の提案が複雑で、Web上の画像や文章だけでは競合との差別化が難しい。

不動産管理会社のオーナー営業担当
(賃貸管理・空室対策の提案担当)
ニーズ
空室物件の成約スピードを高めたい
入居希望者やオーナーに物件の状態と魅力を分かりやすく提示し、内見調整の負担を減らしながら、空室期間の短縮と管理受託の拡大を実現したい。
悩み
空室期間が収益を圧迫する
募集開始から成約まで時間がかかると、オーナーの賃料収入が減少し、管理会社への評価や契約継続にも影響する。
物件情報の更新に手間がかかる
入退去や改装のたびに写真・間取り・紹介資料を更新する必要があり、担当者の作業負荷が高い。

観光施設の集客担当
(宿泊施設・観光施設のデジタル販促担当)
ニーズ
訪問前に施設の体験価値を伝えたい
施設内の雰囲気や導線、客室・展示・体験エリアをオンラインで分かりやすく紹介し、予約や来訪の意思決定を後押ししたい。外国人や遠方の顧客にも情報を届けたい。
悩み
施設の魅力が予約前に伝わりにくい
文章や静止画では現地の広がりや雰囲気を十分に表現できず、競合施設との比較で選ばれにくくなる。
集客施策の効果を説明しづらい
広告やSNSで認知を広げても、閲覧が予約や来訪にどう結びついたかを把握しにくく、施策の改善判断が難しい。
価値
スペースリーの主要機能は、空間の可視化・コンテンツ制作・営業活用・効果測定を一体化し、物件や施設の魅力をオンラインで伝える価値を提供します。特に、現地訪問前の理解促進と営業・販促活動の効率化に強みがあります。
主要機能
課題
スペースリーの導入・活用では、初期コンテンツ制作の負荷、社内運用の定着、成果測定と事業価値の証明が主な課題です。特に、現場担当者が継続的に更新・活用できる業務フローを整えられるかが、導入効果を左右します。
初期コンテンツ制作と社内稟議の負担
導入初期には撮影、編集、掲載設計、既存サイトへの展開など複数の作業が発生します。費用対効果を事前に説明しにくく、現場だけでは導入判断を進めにくい点も障壁になります。
更新運用と現場利用が定着しにくい
物件の入れ替え、改装、季節変動に合わせてコンテンツを更新する必要があります。更新責任者や利用ルールが決まっていない企業では、導入後に情報が古くなり、営業現場で使われなくなる可能性があります。
閲覧データを成果指標へ結び付けにくい
閲覧数や視線データを取得できても、問い合わせ、内見、来場、予約、成約などの事業成果と接続できなければ投資対効果を説明しにくくなります。データを現場の改善アクションへ変換する分析体制も必要です。
アクション
スペースリーは、不動産・住宅領域の専門性と空間コンテンツを軸に、検索・紹介で見込み企業を獲得し、導入初期の成功体験、継続利用、拠点・物件単位の拡張へつなげる成長設計が有効です。特に、導入効果の可視化と運用定着がAARRR全体の基盤になります。
獲得
不動産・住宅を中心に、VRや空間データ活用に関心を持つ法人が対象です。業界特化の導入事例や成果の訴求は有効ですが、検索・紹介・パートナー経由の獲得導線をさらに体系化できる余地があります。
推奨アクション
業界別の成果事例を拡充する
導入後の問い合わせ・内見・来場・成約への貢献を伝えるため、不動産、住宅、観光など業界別の事例コンテンツを作成する
空間活用の課題別SEOを強化する
物件のオンライン内見やモデルハウス集客などの検索需要を獲得するため、課題・用途別の解説記事と比較コンテンツを整備する
業界パートナーからの紹介を増やす
自社だけでは接点を持ちにくい法人へ効率的に到達するため、不動産管理会社、住宅関連企業、撮影会社、業界団体との紹介連携を構築する
活性化
導入初期は撮影、コンテンツ制作、公開、営業活用までの流れを短期間で体験できることが重要です。最初の対象物件で成果を実感できない場合、社内展開や有料継続につながりにくくなります。
推奨アクション
初回公開までの導線を短縮する
導入直後に価値を実感してもらうため、対象物件の選定から撮影、制作、公開までを段階的に案内する
業界別のデモ体験を提供する
自社での活用イメージを具体化するため、不動産営業、住宅展示場、施設集客など用途別のサンプルを体験できるようにする
初期成果の測定項目を設定する
導入効果を社内で説明できるように、閲覧数、問い合わせ、内見・来場、商談化などの初期KPIを導入時に合意する
定着
継続利用には、物件や施設の更新、営業・販促での日常利用、閲覧データを使った改善が必要です。導入後に運用責任者が不明確になると、コンテンツの鮮度と利用頻度が低下するリスクがあります。
推奨アクション
利用状況に応じたフォローを行う
導入後の利用停滞を防ぐため、閲覧数や更新状況に応じて活用例、改善提案、定期レビューを提供する
顧客への継続接点を設計する
公開後の再閲覧や問い合わせを促すため、更新物件や新しい見どころをメール・通知・営業連絡で案内する
更新ルールを標準化する
情報の陳腐化と担当者依存を防ぐため、撮影、承認、公開、更新、掲載停止の社内ルールをテンプレート化する
収益
法人向けクラウドサービスとして、利用物件数や拠点数、部門数の拡大が売上成長の主要な機会になります。導入成果を明確にし、単一拠点から全社利用へ広げる価格・提案設計が重要です。
推奨アクション
利用範囲拡大のプランを設計する
顧客内の利用物件数や拠点数を増やすため、対象範囲や利用部門に応じた段階的な料金プランを設ける
経営層向け成果報告を提供する
契約継続と予算拡大を促すため、閲覧から問い合わせ・内見・来場までの成果をまとめた定期レポートを提供する
大手企業向け提案を強化する
単価の高い契約を獲得するため、複数拠点管理、権限管理、既存システム連携を含む法人向け提案を整備する
紹介
不動産・住宅業界では、導入成果や現場での使いやすさが同業他社への紹介につながりやすい領域です。顧客が成果を説明しやすい事例化と、紹介のきっかけを意図的に設計する必要があります。
推奨アクション
顧客紹介の仕組みを整備する
既存顧客から同業他社への紹介を増やすため、紹介条件、特典、商談化後のフォローを明確にした制度を設ける
顧客の成功事例を共有する
紹介先の導入不安を軽減するため、業界別に導入前の課題、運用方法、成果指標をまとめた事例を公開する
利用企業同士の交流を促す
活用ノウハウの共有と紹介機会を増やすため、ユーザー会や業界別の勉強会を開催する
KARTEは、獲得後のサイト・フォーム体験改善、導入初期のオンボーディング、顧客行動データに基づく継続活用支援を担います。スペースリーの法人顧客がどの導線で検討し、どのコンテンツで活性化・再訪するかを可視化し、AARRR全体の改善基盤として機能します。
グロースモデル
スペースリーの成長は、空間コンテンツの蓄積が利用価値と検索流入を高め、導入企業・閲覧者・活用データをさらに増やす循環で説明できます。事業成長の主要因は、継続利用、顧客単価、法人獲得効率の3軸です。
導入企業が増えて空間コンテンツと閲覧データが蓄積されるほど、提案・集客の成果と業界別の活用知見が高まり、導入価値が上昇します。その結果、法人導入とコンテンツ生成がさらに増え、データ資産が自己強化されます。
導入企業と空間データが増加
不動産・住宅・観光などの企業が導入し、物件や施設の空間コンテンツがサービス上に蓄積されます。
閲覧・活用データが蓄積
空間コンテンツの閲覧箇所、滞在、問い合わせなどの利用データが蓄積されます。
提案・集客効果が向上
蓄積データをもとにコンテンツや営業導線が改善され、内見・来場・問い合わせの成果が高まります。
継続利用と利用範囲が拡大
導入企業が物件・拠点・部門をまたいで利用し、契約継続とアカウント内の活用範囲が広がります。
導入事例と認知が増加
成果事例や公開コンテンツが増え、不動産・住宅領域を中心に検索流入と法人認知が高まります.
閲覧・活用データが蓄積→導入事例と認知が増加
閲覧データや業界別の活用知見が導入事例・比較コンテンツに転換され、検索流入と新規商談の獲得を補強します。
継続利用と利用範囲が拡大→閲覧・活用データが蓄積
継続利用企業が新しい物件や拠点を追加することで、利用データの量と業界別の分析精度がさらに高まります。
導入企業と空間データが増加
不動産・住宅・観光などの企業が導入し、物件や施設の空間コンテンツがサービス上に蓄積されます。
閲覧・活用データが蓄積
空間コンテンツの閲覧箇所、滞在、問い合わせなどの利用データが蓄積されます。
提案・集客効果が向上
蓄積データをもとにコンテンツや営業導線が改善され、内見・来場・問い合わせの成果が高まります。
継続利用と利用範囲が拡大
導入企業が物件・拠点・部門をまたいで利用し、契約継続とアカウント内の活用範囲が広がります。
導入事例と認知が増加
成果事例や公開コンテンツが増え、不動産・住宅領域を中心に検索流入と法人認知が高まります.
閲覧・活用データが蓄積→導入事例と認知が増加
閲覧データや業界別の活用知見が導入事例・比較コンテンツに転換され、検索流入と新規商談の獲得を補強します。
継続利用と利用範囲が拡大→閲覧・活用データが蓄積
継続利用企業が新しい物件や拠点を追加することで、利用データの量と業界別の分析精度がさらに高まります。
競合
スペースリーは、不動産・住宅領域に強い360°VR/空間データ活用SaaSです。主な競合は、同じく不動産VR内見に特化するナーブ、360°コンテンツ基盤を提供するRICOH THETA 360.biz、グローバルな3D空間データ基盤であるMatterportです。スペースリーは、単なるVR制作にとどまらず、追客・視線分析・バーチャルホームステージング・営業支援まで一体化している点が差別化要素です。
市場ポジショニング
自社の立ち位置
- 不動産・住宅会社向けの360°パノラマVRおよび空間データ活用プラットフォーム
- 撮影・編集・公開・顧客分析・オンライン接客までを一つのクラウドサービスで支援
- 不動産を中心に、住宅、観光、展示アーカイブ、製造、飲食などにも展開するB2B SaaS
他社との差別化ポイント
- 不動産・住宅業界における業務課題や営業プロセスへの適合度が高い
- VR閲覧者の閲覧場所・閲覧時間などを把握できる追客・分析機能を備える
- バーチャルホームステージング、AIサイズ推定、AI画像補正など、販売促進向けの機能が充実している
- 撮影からVRコンテンツ作成、Web掲載、メール・SNS共有までの導入ハードルが低い
ナーブ株式会社/ナーブクラウド
https://www.nurve.jp/不動産会社を中心に、360度画像・動画を活用したVR内見、撮影、オンライン接客をワンストップで支援するVRプラットフォーム。 (nurve.jp)
スペースリーと最も直接的に競合する国内サービスの一つです。両社とも不動産会社向けのVR内見や撮影・公開機能を提供しますが、ナーブはVR接客やオンライン店舗などの接客運用に強く、スペースリーは追客分析やホームステージングなど営業・マーケティング活用に強みがあります。
強み
不動産業界向けの導入実績と業務理解があり、VR内見、撮影アプリ、オンライン接客、IT重説など不動産取引の現場に近い機能を提供しています。顧客とスタッフが同じ映像を見ながら操作できる接客機能も特徴です。 (nurve.jp)
弱み
主な訴求が不動産内見・接客に寄っており、スペースリーが提供する視線データを使った追客分析や、幅広い業種での空間データ活用と比べると、マーケティング分析や用途拡張の訴求では相対的に限定される可能性があります。これは両社の公式サービス範囲からの比較分析です。 (nurve.jp)
自社の優位性
スペースリーは、VR内見の提供に加えて、閲覧データを活用した見込み顧客の判別、追客、反響・成約率向上までを一体で提案できます。また、AIホームステージングやサイズ推定など、物件販売の訴求力を高める機能も優位性になります。 (info.spacely.co.jp)
RICOH THETA 360.biz
https://www.theta360.biz/RICOH THETAで撮影した360度画像から、バーチャルツアーを簡単に制作・公開できるクラウドサービス。 (theta360.biz)
360度コンテンツの制作・公開という基盤部分で競合します。RICOHはカメラとの連携、使いやすさ、企業ブランド、幅広い業種への展開に強く、スペースリーは不動産営業の成果改善や顧客分析など、業界特化型の活用支援で差別化しています。
強み
RICOH THETAとのシームレスな連携により、撮影からアップロード、URL共有までを簡便に行えます。AI画像補正、AI画像切り出し、AI動画生成など、撮影・制作の効率化機能と、15,000社以上の導入実績を訴求しています。 (theta360.biz)
弱み
汎用的な360度コンテンツ制作・公開サービスであるため、不動産会社の反響管理、追客優先順位付け、成約率改善といった営業プロセスへの特化度は、スペースリーより低いと考えられます。これは公式に示された機能・用途の比較に基づく評価です。 (theta360.biz)
自社の優位性
スペースリーは、360度画像を公開するだけでなく、閲覧者の関心度を分析し、営業担当者の追客や商談に活用できます。不動産・住宅領域における成功事例やカスタマーサクセスを含め、業務成果まで踏み込んだ提案が可能です。 (info.spacely.co.jp)
不動産物件を3Dスキャンし、没入型のバーチャルツアーやデジタル空間を作成できるグローバルプラットフォーム。 (matterport.com)
高品質な3D空間データやバーチャルツアーを必要とする大手不動産会社、建築・設計会社、施設運営者などで競合します。Matterportは3Dスキャンとグローバルな汎用性に強く、スペースリーは日本の不動産営業現場に合わせた手軽さ、導入支援、販売促進機能に強みがあります。
強み
3D空間の再現性や没入感が高く、物件掲載から成約までを支援する不動産向けのグローバルな製品群を提供しています。さまざまなデバイスから閲覧でき、物件の常時公開型バーチャルツアーとして活用できます。 (matterport.com)
弱み
高品質な3Dスキャンを中心とするため、導入時の機材・撮影・運用面で、スマートフォンや市販360度カメラから比較的容易に始められるスペースリーより負担が大きくなる場合があります。また、日本の不動産会社向けの営業運用支援では国内特化サービスに劣る可能性があります。後半は製品特性に基づく比較分析です。 (matterport.com)
自社の優位性
スペースリーは、専門的な3Dスキャン環境を必須とせず、短時間でVRコンテンツを作成しやすい点が優位です。さらに、追客URL・閲覧分析、VRウェブ会議、ホームステージングなど、不動産営業の実務に直結する機能を国内向けに提供しています。 (info.spacely.co.jp)
その他の競合(4社)
| 企業名 | 特徴と違い |
|---|---|
| 賃貸住宅・分譲住宅の室内外を360°バーチャル空間で再現し、自社サイトやSNSへ公開できる不動産向けサービス。 (360.homes) | |
| RICOH THETAとのカメラ連携と、360度画像の制作・公開を簡単に行える点が特徴。スペースリーより汎用的で、複数業種に対応しています。 (theta360.biz) | |
| オンライン相談、オンライン内見、IT重説、オンライン契約など、不動産ポータルを起点にした住まい探しのデジタル接点を提供しています。VRコンテンツ制作SaaSとは異なりますが、オンライン内見・顧客接点の領域で代替関係があります。 (homes.co.jp) | |
| 3Dスキャンを基盤に、没入型バーチャルツアーとデジタル空間データをグローバルに提供しています。 (matterport.com) |
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